どうも、ますです。
社会人になると、多かれ少なかれ「名刺交換」をする場面に遭遇することがあります。学校では名刺交換の順番やマナーを教わらないため、名刺交換のやり方は自分で勉強する必要があります。ます自身、社会人となり、ある日突然、名刺交換の必要に迫られ「渡す順番は?」「どうやって受け取るの?」「あれっ?」とパニックになりながら、なんとかやり過ごした経験があります。「自分は世間知らずと思われたのでは?」「悪い印象を与えてしまったのでは」と不安なまま会議を終え、生きた心地がしませんでした。
名刺交換の基本的なやり方、注意すべき受け取り方・渡し方のポイントなどを知り、しっかりと対処できると、仕事上の人付き合いで好印象を与えることができます。しかし、知らずに不適切な対応をしているとマイナスな印象を与え、損をしてしまう可能性があります。今回は名刺交換のマナーや順番、簡単な覚え方を解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
名刺交換のマナー
事前に名刺を準備する
名刺交換の際、あたふたしてしまうと、相手を待たせてしまうだけではなく、配慮に欠けた人だというレッテルを張れる可能性もあり、損をしてしまいます。ますは、名刺入れをカバンの奥にしまいこんでいたため、取り出すのに時間がかかり、上司に注意を受けたことがあります。
カバンの取り出しやすい場所や上着の内ポケットなど、名刺入れはすぐに取り出せるように用意しておきましょう。こうすることでスムーズな名刺交換を行うことができ、好印象にもつながります。
汚れた名刺は使わない
名刺には「マットコート紙」「上質紙」「コート紙」「アラベール スノーホワイト」など、様々な紙質があります。素材による違いはあると思われますが、名刺入れに入れておいたとしても長期間経過すると変色し、漫画本の日焼けのような状態になってしまうこともあります。そのまま使用するのはマナーとしてはNGです。
名刺が汚れていたり、折れていたりすると「相手への配慮がない人」「教育できない会社」という印象を与えてしまうこともあります。また相手は「取引しても自分達の案件も、名刺のように雑に扱われるかも」と不安を感じ、取引が成立しない可能性も高まります。
名刺の受け渡しのポイント
こうして確認してみると細かなマナーがたくさんありますね。ますが何も知らずに、パニックになってやり過ごした時を思い出すと、恥ずかしい気持ちになってしまいます。
名刺交換の順番
名刺交換の受け渡しの順番や受け取り後の流れなどを時系列に沿って確認してみましょう。
1対1の名刺交換
- 名刺を取り出しやすいように準備
- 訪問した側から先に渡す
- 同時交換になった場合は左手で受け取る
- 先に渡された場合「お先にいただき失礼します」と添える
- 名刺入れの上に乗せ、テーブル上に置く
複数人の名刺交換
- 名刺を取り出しやすいように準備
- 訪問した側から先に渡す
- 目上の人から順番に交換(2対2の場合)
- 先方の上司と、自分の上司
- 先方の担当者と、自分の上司
- 自分と、先方の上司
- 自分と、先方の担当者
- 名刺は座席順に並べ、テーブルに置く
名刺交換の簡単な覚え方
マナーや手順を細かく覚えるのは大変な作業です。堅苦しく緊張する場面だからこそ、頭の中はシンプルに。上記のようにざっくりと大まかなポイントを把握しておくほうが、意外と上手くいったりするかもしれませんので、参考にしていただければと思います。
まとめ
以上が名刺交換のマナーや順番のまとめになります。
ますの体験談としては、情報をまとめて頭に入れておくだけでは、本番で緊張してしまい、頭の中が真っ白になってしまうことが多々ありました。結果として、せっかく名刺交換の方法を調べて臨んだにも関わらず、同じ失敗を繰り返してしまいました。その経験から得たこととしては、「鏡の前で練習する」「同僚に相手役をしてもらい練習する」などの方法で、実際にやってみること、繰り返すことが大切だということでした。社会人に必要なスキルである名刺交換のマナーや手順を身に着けて、スムーズな仕事や人付き合いにつなげていただけたら幸いです。
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