【電撃トレード】日ハム・吉田輝星の年俸や成績まとめ

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 どうも、ますです。

 2018年、第100回全国高等学校野球選手権記念大会で「金農旋風」として社会現象にもなった金足農業高校野球部の快進撃をエースとして活躍を支えた吉田輝星投手。その秋のドラフト会議では、北海道日本ハムファイターズに1位指名を受け、プロ野球選手として華々しいスタートを切りました。

 プロ5年目を終えた今秋、2023年11月24日にオリックスバファローズの黒木優太投手との電撃トレードが発表されました。ショックを受けたファンの方も多いのではないでしょうか。今回は、これまでの年俸や成績をまとめてみましたので、ぜひ最後までご覧ください。

吉田輝星の年俸推移

 吉田投手の年俸の推移は以下の通りです。

  • 2019年・19歳 | 1000万円
  • 2020年・20歳 | 1020万円
  • 2021年・21歳 | 1030万円
  • 2022年・22歳 | 970万円
  • 2023年・23歳 | 2000万円

 2022年はリリーフも経験し、チーム最多の北山投手(55試合)に次ぐチーム2位の51試合に登板。2軍落ちも無かったことから、倍増の2000万円となっていますね。

 しかし、2023年シーズンは開幕から調子が上がらず、わずか3登板で未勝利に終わってしまいました。電撃トレードのわずか3日前に400万円ダウンの1600万円で契約更改したばかりでした。

吉田輝星の成績

 吉田投手のこれまでの成績は以下の通りです。

年度防御率登板勝利敗戦ホールドHPセーブ
2019年12.27413000
2020年8.41502000
2021年9.00101000
2022年4.265123570
2023年9.00300000

 2019年6月12日に広島戦で5回4安打1失点。初登板・初先発・初勝利・初先発勝利を飾り、プロ野球選手として好スタートを切りました。しかし、成績は安定せず、テレビで見ていた甲子園での気迫あるストレート、躍動感のある投球がプロに入ってからは影を潜めているように感じます。吉田投手に対して厳しい評価をしている評論家もいます

関本氏は「球速表示だけが全てではないが、真っすぐだけで抑えられるほどプロは甘くない。指にかかった真っすぐが外角に決まってもファウルされたら次どうするのか。7、8球もしたら打者は慣れてくる」と指摘。続けて、「吉田も分かってはいるだろうけど、まだ心のどこかに、かっこよくアウトを取ろうという思いがあるんじゃないか。巨人コーチ時代、監督の堀さん(元巨人・堀内恒夫氏)にも『かっこよくアウトを取らせようとするなよ』と言われたんだけど、投手にはどうしても空振り三振、見逃し三振を取りたいという意識があるもの。でも、プロではいかに詰まらせるか、タイミングを外すかを突き詰めていかないと。そこが吉田にはまだ足りないんじゃないか」と語った。

引用元|ヤフーニュース

 吉田選手を応援している身からすると、物足りない結果に終わってしまっているのは事実です。吉田選手自身も不安や焦りがあるのではないかと想像してしまいます。

 阪神スペシャルアンバサダーの糸井嘉男さんは今回の移籍についてこのようにつぶやいています。

糸井氏は2013年1月に日本ハムから交換トレードでオリックスに移籍。吉田も同じルートをたどることになった。18年ドラフト1位投手の放出にネット上は騒然としていたが、投稿で「日ハムのトレードは選手のことをめちゃくちゃ考えてるよ #経験者は語る」とつぶやいた。

引用元|Yahooニュース

 糸井さんがつぶやくと説得力がありますね。

 今回の移籍や新天地での意気込みについて吉田選手本人は

 初めての体験なので実感がないですね。今日球団の行事があったんですけど、その前にちょっと呼び出されて伝えられました。驚きが一番。予想もしてなかったんですが、予定が入った時点で何かの話があるのかなとは思いました。ファイターズには高卒で取ってもらって、本当に感謝してます。北海道の皆様にすごく応援してもらいましたし、本当に優しいチームメートに恵まれて。今年は同級生が10人ぐらいいて、みんなで頑張ろうと話している年だったので、個人的には悔しい感じにはなりました。たくさんの人にいろんなことを教えてもらった。1つずつ練習してしっかりいいピッチャーになりたい。活躍できないときもすごく声援をもらったり声かけたりしてもらった。いつか恩返しができたらいいなと思います。

 大阪のイメージがわかないんですけど、応援してもらえるか不安なんですけど、精いっぱいプレーして応援してもらえるようになりたいなと思います。ファイターズとやるときは知っている人ばっかりで、すごい意識すると思うので、絶対打たれないようにしたいです

引用元|日刊スポーツ

 と語っていたようです。驚きや不安はあるかと思いますが、新天地でのキャリアハイを期待したいですね。

選手としての特徴

 吉田投手は投球フォームはオーバースロー。150キロを超える伸びとキレのあるストレートとカーブ、スライダー、スプリットなどの多彩な変化球が持ち味です。2022年のキャンプでは藤川球児氏より直接投球指導を受け話題になりました。「吉田輝星・火の玉ストレート」という言葉も見かけるほどです。しかし、元プロ野球選手で野球解説者江川卓氏は以前このうように語っていました。

江川氏はプロで活躍するために磨いてほしい変化球があると話す。吉田の変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップだ。江川の質問に、吉田は迷った末に「落ちる系(チェンジアップ)」と回答、見事に正解した。

江川氏は「私もストレートにかなり自信を持っていまして、アウト・空振りがとれると思っていたのですが、じつはプロに入るとなかなかそれができないで苦労した」と明かす。

そこで、江川氏は「吉田投手のストレートを生かすために、チェンジアップを投げることによって、逆にストレートが速く感じて空振りがとれることが起きてくる」と助言した。

引用元|ライブドアニュース

このように持ち味のストレートを活かす投球で、新天地でも活躍してもらいたいなと思います。

まとめ

 オリックスバファローズに電撃トレードとなった吉田投手の年俸や成績を振り返りました。世間の期待や前評判とくらべると、やや物足りない数字になっているように思います。しかし、このように話題に上がるということは、入団から5年が経っても応援や期待する人が多い証だと感じました。来季のパ・リーグ開幕が楽しみですね。

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